あなたは、自分とどんな会話をしていますか?
セルフトークとは、自分自身と会話することです。
人は一日中、無意識に自分と会話を行なっています。「今日は金曜日だなー」「今日の仕事はどんな感じかな」「夜、友達とご飯行くの楽しみだな。何を話そうかな」など自分の思考や感情について自分と内面的に話し、状況や行動、感情などについて自問自答し、ぐるぐるぐるぐる頭の中で常に思考しているのです。
セルフトークは、自己理解を深めたり、自分自身を受け入れたり、自己改善につながったりすることができます。また、ストレスや不安の軽減、自信の向上、目標達成への助けにもなるとされています。
ポジティブなセルフトークは幸せな気分になったり、自己肯定感やモチベーションを高めたり、します。「今日はお客さんが喜んでくださって、嬉しかったな」「先輩のお洋服素敵だったな、私も新しいワンピース買おうかな」「このランチ最高に美味しい、幸せだな」など。
逆にセルフトークには、ネガティブなものもあります。
「今日、苦手な上司との仕事があるな」「今日も朝起きるのギリギリだったな」「あの人から何でLINEの返事が来ないんだろう、なんか嫌だな」など。
ポジティブなセルフトークは、自分自身に対する肯定的な言葉やエールを送ることで、自己価値感や自信を高めることができます。一方、ネガティブなセルフトークは、自分自身に対する批判や否定的な言葉を使い、自己評価や自信を下げることがあります。
人は一日中、自分と会話をしているのですから、自分との会話による気分や思考への影響が強いことは当然です。
あなたは毎日、自分とどんな会話をしていますか?
その日一日、自分とどんな会話をしているかを意識してみてください。
人は聞き慣れている言葉が心地よく感じるもの。
いつも楽しいこと、ポジティブなことを口にしている人の側には、同じような言葉を話す人が集まる。
幸せな言葉をいつも心の中で話していると、日常で出てくる言葉も幸せな言葉が多くなる。
愚痴やネガティブな言葉を人から聞いて心地よければ、普段自分でも心の中で言っているのかもしれません。
逆に、普段周りにいる人がそのような言葉を言っているから、自分も心の中で言ってしまうこともあるでしょう。
斎藤一人さんは、「愚痴泣き言を延々と言う人達の側からは、そっと離れた方が良いよ。」とおしゃっています。
自分が幸せな世界で生きたいのならば、自分でその環境を選べば良いのです。
また、周りの人の影響を受けない・ブレない幸せな言葉の持ち主の人は、自分が話す幸せな言葉に対して、周りの人も聞き慣れて幸せな言葉が移っていくこともあります。
それでも、モヤモヤぐるぐるする時は?
誰かと一緒の時は楽しいけれど、一人になると色々考えてしまう時もあるかと思います。
そんな時、私は前向きになれる人のYouTubeを見たり、オーディオブックで本を聞いたりしています。
つまり自分との会話に参加してもらうのです。私は「仕事」「人間関係」「お金」「愛」など、普段何気なく見ていて感動したものなどをジャンル別で再生リストに入れています。
セルフトークが乱れているなと思ったら、それらを聞く。すると一人でセルフトークしている時よりも心が落ち着きます。
何か課題があった時などはそれを聞き直して、解決のヒントや考え方のヒントになることもよくあります。
周りの人でも、あの人と話すと元気もらえるなとか、癒されるなという人がいると思います。それを動画や音楽など、身近なツールでも用意しておくのです。